新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者急増に伴う当会の取組について
会員各位
公益社団法人 埼玉県理学療法士会
会長 南本浩之
平素より当会の活動にご理解、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
はじめに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により罹患された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また、新型コロナウイルス感染症患者の治療に当たる医療機関に従事する皆様方に敬意を表します。
日本全国において新型コロナウイルス感染症の患者が急増し、医療機関やリハビリテーション関係事業において感染者の報告が聞かれるようになりました。会員の皆様方の施設において感染防止対策や入院・外来患者・介護利用者等へのサービス提供対策など、日々一刻と変化する中、様々な取り組みをされ理学療法を提供し早期終息に向けご尽力いただいていることと思います。
当士会においても患者急増を考慮し、感染拡大防止のため今年度上半期の対面研修を中止とする判断をしております。このような中、理学療法士が、医療・福祉・地域に元気と笑顔を届けられるよう、当会としても会員の皆様方の力を結集してこの状況を打破できればと思っております。今後とも理学療法士が感染媒体とならないよう、そして自分自身が感染しないように、埼玉県理学療法士会としてはネットワークを生かし情報共有を図り職場の運営質向上へ貢献し、会員の皆様に向け感染予防対策や啓発に取り組んでいきたいと考えております。
また、自粛生活が続く県民の皆様方に心身活動の低下予防等の情報発信を行っていきたいと思っております。そして、今回のコロナ感染症における会員の皆様方への福利厚生制度についても検討を進めていきたいと思っております。今回のコロナ感染症は、ウイルスによる災害と考えた方が良いと思っております。
我々理学療法士の活躍は、収束へ向かうに従い役割が増えてきます。この対応についても様々な医療介護職と協働し速やかに動けるよう準備を進めていければと考えております。是非多くの会員の皆様のパワーをお借りし、終息へ、元のいきいきとした生活に近づけていきましょう。是非、会員の皆様方からも良いアドバイス、ご提案を頂けると助かります。
最後に、新型コロナウイルス感染症が、1日でも早く終息することを願っております。