役員候補者選挙結果報告
会員各位
令和7年3月16日
公益社団法人 埼玉県理学療法士会
選挙管理委員会委員長 山田 義憲
役員候補者選挙結果報告
令和7年3月16日正午をもちまして役員候補者の立候補受付を終了いたしました。その結果、理事立候補者17名、監事立候補者1名の定数内となりました。このため投票はありません。
立候補趣旨および推薦理由につきまして以下に記します。
役員候補者選挙 立候補、ならびに推薦立候補者名(以下受付順、敬称略) 理事17名
平野 輝利人 医療法人社団清幸会 行田中央総合病院
岡持 利亘 医療法人真正会 霞ヶ関南病院
三宮 将一 社会医療法人社団尚篤会 赤心堂病院
頴川 和彦 上尾中央総合病院
兵頭 甲子太郎 目白大学
米澤 隆介 北里大学メディカルセンター
田口 孝行 埼玉県立大学
榎本 隆 吉川中央総合病院
高野 大智 圏央所沢病院
横山 浩康 熊谷総合病院
水田 宗達 埼玉県総合リハビリテーションセンター
馬崎 昇司 医療法人真正会 霞ヶ関南病院
渡邉 賢治 一般社団法人TMG本部
渡邊 雅恵 さいたま市立病院
菊地 裕美 介護老人保健施設 一心館
杉本 諭 東京国際大学
阿久澤 直樹 川越リハビリテーション病院
監事1名
清宮 清美 埼玉県総合リハビリテーションセンター
【理事立候補者】
平野 輝利人(医療法人社団清幸会 行田中央総合病院)
〈 立候補趣旨 〉このたび、北部ブロック理事に立候補させていただきました、行田中央総合病院の平野輝利人と申します。 私はこれまで、東松山エリア長を2年、北部ブロック理事を2年務めさせていただいております。その中で、地域における理学療法の発展や、会員の皆様が活躍しやすい環境づくりに尽力してまいりました。その中で、エリア活動の活性化や、理学療法士の専門性をより広く社会に発信していくことの重要性を実感しました。日本の人口が減少している中で、理学療法士が増す一方、埼玉県理学療法士会の会員数は停滞しています。横の繋がりを大切にし、研修会・交流会議・市町村会議を充実させ、会員の皆様がより働きやすい環境を整える事を目指します。そして埼玉県理学療法士会のさらなる発展のために尽力いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
岡持 利亘(医療法人真正会 霞ヶ関南病院)
〈立候補の趣旨〉これまで職能担当副会長として、職能局(医療保険部・介護保険部・業務推進部・地域包括ケア推進部)および職能担当委員会(新分野開拓委員会、訪問リハビリテーション振興委員会、災害対策委員会)と協力し、職域・職能の充実のため、研修や情報交換の場を設けてきました。
また、行政および県内医療介護職能団体と共に、市町村の地域包括ケアを推進する地域リハ活動に取組み、多くの会員にご参加いただいています。県内のリハ専門職の協働を進める埼玉県リハビリテーション専門職協会と連携し、県・市町村と共に、安心して暮らし続けられる地域づくりに協力する、リハ専門職のキャリアづくりを支援したいと願っています。
日本理学療法士協会の理事を兼任し、地域包括ケアを推進する事業および、都道府県士会と協会との連携を進め、引き続き地域リハビリテーションを充実させる取組みに、貢献できればと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
三宮 将一(社会医療法人社団尚篤会 赤心堂病院)
〈立候補趣旨〉この度、埼玉県理学療法士会の理事へ立候補をさせていただきました。三宮(さんみや)と申します。今まで理事になってから広報局長として役職に就かせて頂きました。これまで広報局として会員・県民の方々への様々なツールを活かして情報発信をしてきました。これからは少子・超高齢化社会へ向かう時代において埼玉県理学療法士会が担う役割は非常に大きく、特に会員向けへの士会活動の情報発信や一般県民向けへの「理学療法」に関する認知や啓蒙活動などが今まで以上に必要であると思います。今後は、引き続き士会会員や県民の方々を含めまして広報局として幅広い「理学療法士」の活動について各部局と協働して情報発信や啓蒙活動が出来ればと考えています。今後の未来へ向けて埼玉県理学療法士会をさらに飛躍が出来るお手伝いをさせて頂きたいと思い、今回の理事へ立候補をさせて頂きました。これからも埼玉県理学療法士会の理事として皆さまの役に立たせて頂ければと思います。どうぞ、宜しくお願い致します。
頴川 和彦(上尾中央総合病院)
〈立候補趣旨〉埼玉県理学療法士会理事に立候補させていただきました、上尾中央総合病院の頴川和彦(えがわかずひこ)です。地域リハビリテーション・ケアサポートセンターを担い、地域支援事業に従事してきました。多くの県担当者、市町村担当者、リハビリテーション専門職と協議をし、事業を遂行してきました。並行して職能局の地域包括推進部で研修計画を実施し、業務推進部部長として埼玉県のみではなく協会で理学療法士に求められている事を探求してきました。装具療法地域連携対策委員会にも携わらせて頂き、装具に関して理学療法士の出来る事を地域リハビリテーション・ケアサポートセンターでの関わりを生かしながらどのように伝えていくかを考えてきました。これまでの自分の活動を通じて理学療法士の仕事の拡がりを感じ、理事として理学療法士の魅力や実行力を会員や多職種・理学療法を必要とする人達に伝えていきたいと思い立候補しました。
兵頭 甲子太郎(目白大学)
〈立候補趣旨〉私は2021年度より2期にわたり、埼玉県理学療法士協会の学術局長として働かせていただきました。その間、研究支援活動や学術雑誌への論文投稿など、様々な面で県士会員の皆様にお力添えをいただきましたことを感謝申し上げます。教育機関のみならず臨床における研究活動はこれからの理学療法分野の発展において、非常に重要です。日々の臨床業務が忙しく、また限られた環境や予算の中で研究活動を行っていくことは難しいことは私も感じております。学術局では、初めて研究に携わる方が研究を計画し実施をしていく上で必要となるサポートを提供するために研究支援事業をスタートしております。また、研究補助金制度を設け、研究を実施していく上で必要となる資金面に関してもお力添えができればと活動を進めて参りました。次年度にもこれらの事業を進め、臨床現場での研究活動の発展につなげていければと考えております。今後とも、皆様のお力添えをいただきながら、埼玉県理学療法士協会の学術発展のお手伝いをさせていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
米澤 隆介(北里メディカルセンター)
〈立候補趣旨〉北里大学メディカルセンターの米澤隆介と申します。私は南部ブロック県央エリア長として4年間、南部ブロック理事として2年間ブロック活動を務めてまいりました。その中で、埼玉県民の健康と福祉の向上のためには、理学療法士による地域の連携が重要であることを実感いたしました。埼玉県理学療法士会南部ブロックとして取り組まれてきた事業をさらに充実させるとともに、南部ブロックで従事されている会員の皆様において横のつながりを一層強めることにより、理学療法士による県民に対する社会貢献を高めていきたいと考えています。また、今の時代に合ったネットワークの構築や、若い世代の理学療法士が気軽に参加できる事業展開など積極的に取り組みたいと考えています。よろしくお願いいたします。
田口 孝行(埼玉県立大学)
〈立候補趣旨〉 2020年度から施行された指定規則の改訂により、臨床実習指導者要件・専任教員要件が定められ、理学療法士(PT)教育の質向上が求められました。また、ほぼ同時期に日本理学療法士協会による生涯学習制度の大幅改正で、登録PTの称号取得・更新制度が確立され、臨床理学療法知識・技術の質向上が図られています。一方、日本理学療法学会連合の学術(研究)活動によりPTのエビデンス構築も活性化しております。このPTの質向上制度や活動を基盤として、待遇向上への働きかけも活発になっています。教育・臨床・学術・待遇面の活動は、全てが関連し合って向上ラセン状に流動しているように思います。これまで、私は本会副会長として教育・学術面を中心の活動に努めてきましたが、今後は教育・臨床・学術・待遇を包括的に捉えながら皆様と一緒に考える(公社)埼玉県理学療法士会の活動に寄与したいと思い、本会理事に立候補致しました。
榎本 隆(吉川中央総合病院)
〈立候補趣旨〉この度理事に立候補致しました、吉川中央総合病院の榎本隆と申します。東部ブロック南エリア長を平成29年より拝命し、研修会や交流会議、地域啓発活動を通じブロック内の横のつながりの強化に努めて参りました。会員とともに事業を進めていく中で、地域の理学療法士同士の連携や市町村との繋がりが、県民の健康と福祉の増進には重要であると実感しております。
今後は、これまでのブロックでの事業を持続可能な形となるよう、近隣の施設の理学療法士と顔の見える関係となるような横のつながりを一層強めていくことと、次世代の育成が必要と考えております。さらには一般県民向けの公開講座や市民祭り等へのブース出展をさらに展開し、理学療法の啓発を図り、健康寿命の延伸、未病・予防に関する県民への社会貢献を高めていきたいと考えております。宜しくお願い致します。
高野 大智(圏央所沢病院)
〈立候補趣旨〉ブロック理事2期目の立候補となります。前期はブロックの在り方を模索しつつ、業務内容を理解し各エリア長とともに事業を遂行しました。今期はブロックの主目的であるネットワークの構築について、顔の見える関係に留まらず、話が出来る、相談できる関係へと発展するよう、研修会や交流会等を通じて会話や議論が出来る環境や時間を増やしていきたいと考えています。また理学療法士の職業を県民の皆様に知って頂けるよう普及啓発事業にも取り組む所存です。
横山 浩康(熊谷総合病院)
〈立候補趣旨〉私はこれまで財務局や北部ブロック理事、第28回埼玉県理学療法学会学会長など、埼玉県理学療法士会に携わってきました。近年、理学療法士数は爆発的な増加の一途を辿っておりますが、埼玉県理学療法士会会員については横ばいという状況であり、付随する諸問題も認識しております。少子高齢化の情勢から理学療法士数が増加し社会問題への対応においては心強い傾向であると考えますが、一方で多様化する社会情勢の変化への対応は様々な問題をはらんでいる可能性を否定できない状況であります。
この状況に対しては、理学療法士が一丸となって乗り越えることが肝要であると考えています。私のこれまでの経緯から、理学療法士のつながりを大切にしながら、現状あるいは今後発生する可能性がある諸問題について多くの理学療法士とともに解決に向かう一助になりたいと思い立候補した次第であります。
水田 宗達(埼玉県総合リハビリテーションセンター)
〈立候補趣旨〉公益社団法人埼玉県理学療法士会の事務局長として12年間、副会長として8年間活動してまいりました。この間、法人関連業務や会員管理、総会運営、事務室の環境整備、事務員の労務管理など、士会事業を後方から支える役割を担ってきました。多くの方々の支えを受けながら、この経験を積むことができたことに感謝しています。現在、理学療法士の活躍の場が広がり、会員を支える組織力の強化が求められています。私は事務局機能の強化を重要課題と考え、会員の声を活かして組織基盤を強化していきたいと考えています。埼玉県理学療法士会が県民の医療・保健・福祉にさらに貢献できる職能団体となるよう、情熱を持って取り組んでまいります。皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
馬崎 昇司(医療法人真正会 霞ヶ関南病院)
〈立候補趣旨〉この度、役員候補者選挙に立候補しました、馬崎昇司(ばさきしょうじ)と申します。川越市の霞ヶ関南病院でリハビリテーション部長として臨床と管理業務を担い、最近では法人経営にも携わっております。埼玉県理学療法士会の活動としては、令和5年度より職能委員会担当理事を務め、令和6年能登半島地震では、災害担当として埼玉JRATと連携し、士会員の現地支援の派遣・調整に尽力しました。現在、物価や高熱費の高騰により、多くの病院が経営の岐路に立たされています。我々理学療法士にとっても環境は依然厳しく、組織力の低下も大きな課題となっています。理事として、若い会員が理学療法士としてのやりがいを持ち、共に質の向上を目指しながら意欲的に働ける環境づくりを促進していきます。そして、理学療法士を志す人々が増え、より魅力的で誇れる職業となるよう尽力してまいりたいと強く考えております。ご支援の程、どうぞよろしくお願いいたします。
渡邉 賢治(一般社団法人TMG本部)
〈立候補趣旨〉令和2年より理事を務め、職能委員会担当理事、新型コロナウイルス感染症対策検討委員長、事業局長として活動してまいりました。これらの経験を通じ、理学療法士の専門性向上や働く環境の整備に加え、職域のさらなる拡大の必要性を強く感じています。現在、少子高齢化や社会保障制度の変化により、理学療法士には新たな役割が求められています。医療・介護分野にとどまらず、健康増進や産業保健、福祉領域での活躍が期待されており、理学療法士が社会全体の健康を支える存在へと発展していくことが重要です。私はキャリアコンサルタントとして、理学療法士が多様な分野で可能性を広げ、持続可能なキャリアを築ける仕組みを構築したいと考えています。また、ヘルスケア領域での経験を活かし、多職種連携を推進し、社会に貢献できる基盤を整えます。これからの理学療法を「創造」「構築」「展開」し、持続的な成長につなげてまいります。引き続き、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
渡邊 雅恵(埼玉市立病院)
〈立候補趣旨〉この度理事に立候補しました、さいたま市立病院の渡邊雅恵と申します。2006年から2010年までは復職支援システム検討委員会委員長を務め育児で職場から遠のいていた理学療法士がスムーズに復職できるような活動をおこなっていました。2011年から2018年までは理事で事業局長、副会長を務め主に理学療法士の啓蒙活動を中心におこなってきました。2020年からはブロック担当副会長を担当し、東西南北ブロック間の情報共有等行い足並みを揃える活動、また、会員相互の交流を深めるためにブロックで研修会、交流会、交流会議を行い、会員の方々を県士会活動に参加していただくような活動をブロックの方々と検討をおこなっていました。今期も会員相互の交流を深めるための活動、子育て世代の方々が参加しやすい、また、県士会の事業になかなか参加できない方々が参加しやすい研修会等についてブロック理事や委員の方々と共に検討したいと思っております。よろしくお願いいたします。
菊地 裕美(介護老人保健施設 一心館)
〈立候補趣旨〉地域包括ケアシステムが深化し、さまざまな生活支援の充実が図られています。“すべての世代にとって、地域で自分らしく、生き生きとした生活を最期まで送れるようにする”・“自分たちの地域を災害から守り、防災および減災に繋げ、復興まで乗り越えられる強固な地域づくり”が重要になります。さまざま生活課題を解決・強固な地域にしていく為には、理学療法士が取り組むことができる事を個人の強さだけではなく、大きな組織として“力を合わせて取り組んでいく事”が必要になります。私は埼玉県理学療法士会において、健康増進部をはじめ、地域包括推進部、災害対策委員会として携わってきました。また業務では、訪問リハビリでは地域の生活課題に直接的に関わる機会が多く、地域を元気にする実践的経験を積んでいます。これらの経験を活かし、皆さんと一緒に強い組織力のある理学療法士組織を目指したいと思い、(公社)埼玉県理学療法士会・理事に立候補致しました。
杉本 諭(東京国際大学)
〈立候補趣旨〉私は前回の選挙で初めて立候補し、現在は専門性委員会の理事として活動させていただいております。初めはわからないことばかりで、県士会の事務の方や他の理事の方々にご迷惑ばかりおかけしておりましたが、少しずつ県士会の動きや理事としての動き方がわかってきました。まだまだ不慣れでご迷惑をおかけすることもありますが、少しでも県士会のお役に立つことができるように精進いたします。よろしくお願い申し上げます。
阿久澤 直樹(医療法人瑞穂会 川越リハビリテーション病院)
〈立候補趣旨〉この度、埼玉県理学療法士会役員選挙に立候補いたしました、医療法人瑞穂会川越リハビリテーション病院の阿久澤直樹と申します。私は現在までに、2期にわたり職能局の担当理事を務めさせていただいております。また、勤務先においては法人リハビリテーション部 地域活性化・職能教育サポート部門を担当し、地域現場での健康増進、介護予防活動や多職種連携活動と病院、施設と地域の橋渡しを目的とした教育サポート活動を行っております。コロナ禍で、医療・介護・地域の状況が大きく変化いたしました、そして、今後はポストコロナといったフェーズに入っていきます。本格的な少子高齢社会への移行、地域共生社会の構築、デジタルトランスフォーメーションに備え、埼玉県士会でも、継続的なブラッシュアップが必要と感じており、引き続き会員の皆様の一助となれるよう士会活動に従事したく、立候補いたしました。皆様、何卒宜しくお願い致します。
【監事立候補者】
清宮 清美(埼玉県総合リハビリテーションセンター)
〈立候補趣旨〉私は1999年に理事に就任し、2011年~2016年度の間は会長として、2017年度より現在までは監事として埼玉県理学療法士会に携わらせていただきました。その間、法人法改正により公益社団法人を取得して活動する埼玉県理学療法士会を運営、見守りしてまいりました。新型コロナウイルス感染の影響で活動が制限されても、会員の理学療法士としてのスキルの向上や県民の方々への保健医療の普及活動を継続するため、理事会は試行錯誤していました。その後、社会情勢が変わってもそれに合わせて事業計画を立てています。この度、監事として継続して会に貢献したいと考え、立候補いたします。