【報告】提出議題 令和5年度 西部ブロック川越エリア症例検討会
活動内容
症例検討会(1日目)
日時:令和5年11月22日(水) 18:30〜20:30
場所:オンライン研修(ZOOMミーティング使用)
参加費:無料
内容:西部ブロック川越エリア内の施設で働く若手理学療法士による症例検討会を行います。
各演題は、発表と質疑応答を含めて 30 分で実施。
発表者:4名
村上 飛向 氏(埼玉石心会病院)、勝見 紘也 氏(埼玉医科大学総合医療センター)
進藤 寧月 氏(大生病院)、柴田 蘭夢 氏(大生病院)
座長:大久保裕也氏(埼玉医科大学総合医療センター)
対象:埼玉県理学療法士会会員・養成校学生、他士会会員、非会員 定員:100名
症例検討会(2日目)
日時:令和5年11月29日(水) 18:30〜20:30
発表者:各3名
*ZOOM のブレイクアウトルームを使用し、後期研修 E 領域別に「運動器」、「神経」の 2 部屋で開催した。
「運動器」ルーム
志村 美空 氏(武蔵台病院)、久本 美里 氏(川越リハビリテーション病院)
黒澤 翠 氏(川越リハビリテーション病院)
「神経」ルーム
渡邉 洸太 氏(川越リハビリテーション病院)、小泉 楓 氏(武蔵台病院)
高橋 舞 氏(霞ヶ関南病院)
座長:「運動器」 武田夢人氏(城南中央病院) 「神経」 中田一也氏(霞ヶ関南病院)
場所・参加費・内容・対象・定員:1日目と同様とした。
活動報告
参加者は、1日目が251名、2日目が200名であった。他都道府県士会からの参加者も多く、北海道から沖縄まで全国から参加者が集まった(下記添付資料参照)。フォームメーラーを用いて参加者登録管理を行なったが、定員上限の設定をしていなかった。予想以上に参加者が集まった結果となったが、約300名近い参加者の出欠確認や参加者からのメール問い合わせ(約200回のやり取り)などに非常に苦労した。他県士会員の参加者が多く集まる傾向にあり、全国的には士会主催症例検討会への参加のNEEDSが非常に高いことも分かった。今後は、参加者を埼玉県内に限定するか、コロナ禍前のように川越エリア内の交流も兼ねて対面での実施にするか検討していく。発表者は、川越エリア施設から希望を募り、10名集まった。川越エリアでは、これまでに症例検討会を大切にしてきており、運営委員の所属する施設では症例検討会を若手セラピストの発表の場として活用している。このような文化が根付いていることが活発な症例検討会に繋がっていると考えている。一方で、川越エリアの運営が所属していない新規施設からの発表は近年行われていないことは課題点である。事前に運営内で役割を明確化したことで研修会は予定通り、滞りなく実施できた。質問は、他県士会のセラピストからも多く、活発に意見交換がなされた。後期研修の履修目的の参加者も多かったことから、経験年数の近いセラピストでの意見交換は、全体としても刺激となったように感じられた。1回の研修会で複数の演題発表を行ったとしてもポイント付与は1/3コマとなる点については、士会承認症例検討会マニュアルに記載されている。研修会案内文にも記載したが、参加者から複数演題を聴講したのだから1/3コマを聴講分のポイント付与になるのではないかとの問い合わせが多かった。今後は、トラブルを防ぐためにも複数演題での研修会開催を避けるか、演題ごとに参加者の受講状況を確認して研修会登録を行うかについては運営委員で来年度議論していく。ZOOMでの参加者確認は今回のように300名近い場合には非常に煩雑であることから、対面での実施を優先していくことも検討する。