【報告】令和4年度 第3回 西部ブロック川越エリア研修会
活動内容
日 時:令和5年2月14日(火)
場 所:ZOOM
テーマ:『診療参加型実習に関する講義及びディスカッション』
参加者:114名
講 師:中野 克己 先生(日本保健医療学部)
「装具の種類と適応(基礎)について」 「装具に関する相談先や制度について」
小川 秀幸 先生(埼玉県総合リハビリテーションセンター)
「装具の正しい着用と活用方法―メンテナンスとフォローアップについてー」
活動報告
装具に関する基礎的内容の講義を実施した。参加者は114名でうちエリア外から、研修に参加された県士会員は6名であった。講義は二名の講師によって行われた。
現在、埼玉県では装具難民が問題視されており、装具に対して不安を抱えている患者がどうしていいのかわからずに合っていない装具を履き続けてしまっているという問題が挙げられている。講師の中野先生と小川先生が所属されている(公社)埼玉県理学療法士協会 装具療法地域連携対策委員会 では、装具マップを作成し装具難民をなくすための活動が行われている。装具マップ作成には地域の療法士の装具に対するスキルアップが必要不可欠である。講義では、装具の種類や適応などの基礎的なないように加え、装具のメンテナンスや装具を作り直す基準などのチェックリストをわかりやすく説明していただいた。また、装具作成にあたっての制度や手順の説明もあった。
新人のスタッフやベテランスタッフすべての参加者に対して非常に有意義な研修会であった。