【報告】スポーツリハビリテーション技術研修会「第1回Basicコース」
活動内容
事業名:スポーツリハビリテーション技術研修会【第1回Basicコース】
日程:令和元年7月14日 (日) 9:30~16:30 (受付 9:00~)
会場:埼玉県立大学 北棟
内容:スポーツ現場における必要なスポーツ理学療法の基礎知識と技術の研修会
「スポーツ現場におけると技術(上肢編)と徒手療法(上肢編)」
講師:伊奈病院 リハビリテーション科 遠藤浩士
埼玉県立大学保健医療福祉部理学療法学科・同大学大学院 高﨑博司
対象:理学療法士
参加人数:県士会員36名 合計36名(+学生ボランティア6名参加)
活動報告
今回は、普段、理学療法士が実技として学ぶことが少ない、スポーツ現場におけるテーピングや徒手療法の歴史や手技などを講習した。この講習のスタイルは、座学のあと、2~3名で一組になり、講師によるデモンストレーションと実技を通して、テーピング上肢編(整形外科的検査・テーピング手技)、徒手療法上肢編(ケーススタディー:評価・試験的治療手技・再評価・治療手技)など、学ぶことが出来た。
スポーツ理学療法のサポート活動は、試合前のコンディショニング調整・疼痛軽減や試合後の疲労軽減・スポーツ傷害と障害の対応(機能的診断と医療機関の連携も含む)などが求められる。
今回は、選手のパフォーマンス発揮のため、必要な動きを妨げない機能的テーピングや可動性を得るためのモビリゼーション、モーターコントロールなどを含む徒手療法が用いられる可能性がある。
今回は、「Basicというテーマ」ではあったが、実際にスポーツ現場で活用している知識や技術など知っていいただき、受講者が一人でも多くスポーツ現場に参加していただける一つのきっかけになればよいかと思います。