【報告】令和5年度東松山エリア症例検討会
活動内容
日 時:令和6年1月25日(木)19:00~20:10(受付開始18:40)
場 所:オンライン(Zoom ミーティング使用)
演 題:「間質性肺炎急性増悪後運動耐用能向上を図った症例~運動生理学に着目して~」
(行田総合病院 戸川侑大氏)
「間質性肺炎を呈した症例 ~症状に合わせ介入を継続し離床可能となった症例~」
(行田総合病院 黒沢純平氏)
参加費:無料
参加者:63名
活動報告
今回、内部障害をテーマとした症例検討会を開催した。図らずも、2演題共に同じ病院の間質性肺炎に関する症例であったが、その中身は対照的であった。戸川氏の症例は、運動機能・認知機能・意欲の高い方へのアクティブラーニングを用いた指導中心の介入であり、一方の黒沢氏の症例は、高齢重症者に対する離床からの介入であった。座長の松本氏の上手さもあり、どちらも多くの質問が出た。また、発表者からの質問・検討事項を用意してもらったことで、意見交換が活性化したと感じた。結果として、アンケートでも高評価を多く頂けた。
運営面では、とにかく発表者の募集に苦慮した。登録理学療法士取得の為のポイントに限定されていたこともあってか、一向に集まらず、最終的には運営委員と、その同僚に依頼する形となった。他エリアの話を聞いても、同様の状況が発生している様子である。区分上、今後も若手中心の会となることを考えると、検討会というよりも、ケアマネにとっての地域ケア会議の様に、助言を求めることを前提として、発表者がメリットを強く感じられる「相談会」の様な形式も考えられると良いのではないか。次回開催時の検討材料としたい。
なお、ログインはしているが終始画面オフで、こちらからのチャットにも応じなかった参加者が1名、無断欠席が2名いた。それぞれに、ポイント付与できない旨と、欠席理由確認のメールを送った。