【報告】令和5年埼玉県理学療法士会 北部ブロック公開講座
活動内容
日時 :令和5年7月23日(日曜日) 13:00~16:00頃 (12:45~受付)
会場 :オンライン研修(ZOOM) 鶴松整形外科からの配信
テーマ :地域に密着したリハビリテーションの世界をのぞいてみよう
講師 :
阿久澤 直樹氏(医療法人 瑞穂会 川越リハビリテーション病院)
関根 諒氏 (医療法人 若葉会 若葉病院)
君 涼太郎氏 (医療法人 三清会 キヨミ整形外科クリニック)
森田 靖章氏 (社会医療法人社団 新都市医療研究会(関越)会 介護老人保健施設すみよし)
石川 貴大氏 (医療法人 啓仁会 平成の森・川島病院)
対象 :医療従事者、介護職員、一般県民
参加人数: 26名
活動報告
7月17日の理学療法の日に合わせて、一般市民を対象とした公開講座を企画いたしました。メインのターゲットを養成校や高校生などとして、養成校の生徒には理学療法士の仕事の領域を伝える目的、高校生へは理学療法士やリハビリテーションに興味を持っていただく目的で計画を進めて行きました。一般参加の方に対しては地域でのリハビリテーションの様子、自分や知人がリハビリテーションを希望した際、どのように対応すれば受けることができるかなどの説明をする目的で進めて行きました。
配信会場は鶴松整形外科をお借りして、実技をライブで配信する形式での講演を行いました。
第1部は特別講演として、川越リハビリテーション病院の阿久澤氏に「ご存じですか?これからの健康づくりと理学療法士」というテーマで講演していただきました。内容としては、今後の社会情勢の中で運動機会が低下することが考えられ、身体機能も低下してしまう可能性がある。理学療法士が身体を見ることで身体に変化が起こり、運動が行いやすくなる。その結果、痛みの軽減や活動量増加につながるというものでした。実技のライブ配信ではモデルを用意して阿久澤氏がその場で評価・治療を行い、モデルの方の変化を提示していただきました。カメラやジンバル、スウィッチャーなどの撮影・配信機材は阿久澤氏個人の物をお借りして行いました。
第2部は活動領域の紹介として回復期・クリニック・介護老人保健施設・介護予防の4つの領域の先生方に講演をお願い致しました。講演内容は職場の雰囲気、領域別の仕事内容、対象患者様や利用者様の紹介などを写真や動画を交えて講演していただきました。
公開講座全体を通して、質問が多数あり質疑応答でのディスカッションも行え、一般参加の方との意見交換や情報交換の場にも繋がったと考えます。