【報告】国際スポーツ競技対策委員会 第3回研修会
活動内容
日時:平成29年11月5日(日) 10:30~17:00
場所:埼玉医科大学かわごえクリニック 6階大会講堂
内容:「ドーピングについての基礎知識とスポーツ現場で役立つ応急処置の実践」
研修会Ⅰ部:「ドーピングの基礎知識について」
研修会Ⅱ部:「スポーツ現場で起こる緊急事態例(座学)、止血法・包帯法・固定(三角巾・シ―ネ)、運搬方法について(実技)」
講師:Ⅰ部:国際医療福祉大学三田病院リハビリテーション科 草野修輔先生
Ⅱ部:ALIGNE代表・NPOスポーツセーフティージャパン 一原 克裕 先生
参加人数:参加スタッフ 委員8名
受講者 36名(県士会員33名、他県士会員2名、会員外1名)
活動報告
スポーツ現場において、ドーピングの知識は、我々、アスリート(選手)をサポートする上において、非常に重要なものです。特に、アンチドーピングの規則違反は、アスリートのみに適応するものだけでなく、監督、コーチ、医師、薬剤師、その他、スポーツ現場に関わるスタッフすべてが適応になるということです。市販薬やサプリメントでもドーピングに引っ掛かってしまうものもあるため、我々、理学療法士も、選手が処方されている薬にどんな成分が含まれているか知っておく必要があります。
スポーツにおける安全面として、事故が起こった後の対応として、救急法、担架搬送、スパインボードを用いたログロールなどの技術があります。事故が起きないような現場における安全面の配慮がいかに重要かということが大事である。これらの技術を日頃から学んでおくことと、事故が起きた場合の役割分担をスポーツ現場ごとで行っておくことが、円滑に受傷者の医療機関への搬送の一助になると思っています。